Clinical Clerkships

臨床参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)とは、従来の見学型の臨床実習とは異なり、学生が診療チームの一員として実際の診療に参加し、より実践的な臨床能力を身に付ける臨床参加型実習のことです。医学生は、上級医の指導・監視下で一定の範囲内での医療行為を実践することが許容されます。当院では、2017年度より慈恵会大学病院、2018年度より埼玉医科大学病院がクリニカルクラークシップを行う大学病院として協定を締結いたしました。

協定締結大学

開始年度 主な診療科 ローテーション時期

慈恵会大学病院

2017年度より 消化器科 5年生9月開始〜6年生7月まで(4週毎)
埼玉医科大学病院 2018年度より 呼吸器科 6年生 4月・5月のみ(4週毎)

感想

2019年4月1日〜4月26日

 埼玉医科大学6年生 志村 花香

クリニカルクラークシップを終えて

 

西埼玉中央病院でクリニカルクラークシップを行うのは、埼玉医科大学生では私が今回二人目でした。西埼玉中央病院は、所沢の緑に囲まれた場所にある二次救急医療も行う地域医療に根差した急性期型の病院です。私が一ヶ月間実習させていただいたのは呼吸器科でした。実際の患者様を入院から退院まで複数人を受け持ち、毎日診察し日々のカルテの作成や処置等の実習をさせていただきました。大学病院の実習とは異なり、入院患者様に積極的に関わらせていただきました。学生の知識でわからないことや不足している部分は、指導の先生方が丁寧に相談に乗ってくださりご指導いただいたことで、担当患者様の治療方針の決定や診察に関わることができました。また臨床にも参加し、インフォームドコンセントの立会や病棟処置等も多く経験させていただき、貴重な体験をすることができました。

西埼玉中央病院はスタッフの意思疎通が円滑に図られ、医療スタッフ同士の距離が近いという印象があります。実際に一か月間実習をさせていただき、初めは新しい環境への緊張や不安もありましたが、実習で困っていた時にはすぐにナースの方が声掛けして下さるなど相談しやすく、情報共有もスムーズですぐに馴染めることができました。一か月の実習で学び得たことはここに全て記載できないほどありますが、特に印象的だったのは臨床現場での医師の先生方の患者様への接し方でした。患者様の病態に向き合い、日々の課題をどう乗り越えていくのかを個々の患者様に合わせて治療や方針を考えていらっしゃいました。私も先生方の様に将来、真摯に患者様に向き合えるような医師になれるよう日々の勉学にこれからもますます励み、取り組んでまいりたいと思います。 

この度はクリニカルクラークシップでの実習を温かく迎え入れてくださった西埼玉中央病院のスタッフの方々、またご指導いただいた先生方には心から感謝申し上げます。

 

埼玉医科大学 医学部6年 志村花香

2018年5月1日〜5月31日

 埼玉医科大学6年生 小森 健吾

今年より、呼吸器内科医長であり教育研修部長でもある濱元先生が埼玉医科大学と提携を結び、初めてこの病院での埼玉医大生の実習が実現しました。

今回、呼吸器内科を4週間実習させていただき、この病院の呼吸器内科は2年前に専門的

治療がおこなえるよう新設された科である事を知りました。地域の患者様のために日々努力し進歩している診療科と思いました。

この実習を通して主に肺癌患者を多くみさせていただき、一部患者さんを受け持たせていただくことで、診断や治療、経過や予後について深く学ぶ事が出来ました。さらに可能な範囲での手技を経験させていただいたり救急搬送患者の対応を見学させていただく事で臨床医の業務が身近に感じられました。研修医1年目の先生とお話しする事もあり、将来的な研修先を考える上でとても参考になりました。豊富な知識を持つ先生方にわかりやすく教えてもらえた事でとても有意義な実習となりました。

そして新設された診療科という事もあり、診療報酬や病院運営について勉学以外の重要な事など今までの実習では聞けなかった貴重な事も多く学ぶことが出来ました。

この4週間を通して学べた事は非常に多く、多忙な時間を割いて教えて頂いた先生方には感謝しかありません。また非常に雰囲気がよい職場で楽しく学ぶ事が出来ました。

実習で学んだ事は非常に参考になり、ご指導いただきました先生方のような臨床医となれるように日々努力していきたいと思います。

今回お世話になった濱元先生及び職員の皆様には本当にお世話になりました。本当に有難うございました。(小森 健吾)